こんにちは、新年度が始まってもうすぐ1か月。新しい職場に入った職員の方、労働環境に慣れてきましたか。また先輩方は新しい職員と少しずつでも、仲良くなれましたか
私が携わってきた、医療・歯科・介護業界は、他の業界にもまして、人財が事業所の中心ですので、患者様・利用者様がより喜んでいただけるように、それぞれの立場で一体となって、業務を行っていきますので、新人職員が慣れていけるよう、指導教育を行っていきましょう。坂田社会保険労務士事務所もしっかりサポートさせていただきますよ。

私がこの季節思い出すのは、2010年宮城県のさる病院の事務局長として、赴任した時、2011年3月11日にあの東北大震災が起こり、病院・地域の復興のため、職員・地域の方々が一体となって、頑張りました。「東北魂」で
あの頃のことはおいおい述べていきますが
ちょうど次の年2012年だと思いますが、少しづつ落ち着いてきたので、家族で桜を観ようということになり、満開の日を狙って、弘前に行きました。最初満開はこのGWだとTVで言っていたので、最初は前半に行くつもりでしたが、その日は地域の方々と近くの公園で、桜を愛でる会(飲み会)を行った関係で、後半に弘前城に行きました
満開だった桜は、その間に降った雨、風で散ってしまいました。普通は残念となる話で終わるんですが、その時弘前城のお堀に散った桜が浮かんでいて、それこそ「桜ロード」
のようになっていました。奇麗だったなあ。
その時思いました。企業も外部環境の変化等で、何かピンチになっても、経営者・職員が一体となっていけば、乗り切っていけると、新たな魅力が生まれると・・・。
わが坂田社会保険労務士事務所も、そのような事業所の新たな魅力・一体感をサポートしていかねばと桜の美しさの後のいまのつつじ・ハナミズキの美しい花を観ながら感じました。
今回から、数回に分けて、外部環境の対応・内部体制の強化をしていこうとしている事業所の強い味方「助成金」について一緒に学んでいきましょう。 よろしくお願いいたします。
■助成金について
今回は立ち上がりということで、助成金の種類・目的そして助成金取得のために整備しなければならない点をメインに学んでいきましょう。
①助成金とは何か
厚生労働省がその年の経済の状況を考えながら、日本の企業等(すなわち経済)をより良い方向に導くために、要件を満たしていこうとしている事業所に資金を与えて、応援している制度です。
ちなみに令和6年度は「物価高」・「賃上げ」に取り組んでいる企業等に対する助成金が目立ちます。
例)賃上げ
・キャリアアップ助成金:正社員化コース⇒ 助成金の鉄板:是非該当者がおら れたら、取得申請されてください。
②整備しないといけない点
それぞれの助成金により、要件がありますので、細部においては説明会・個別相談会で詳しくご説明しますので、ご安心ください
ただ、重要な点を述べておきます。
それは
①労働保険適用事業届を提出しているか:労働保険に加入しているか
個人事業主もできる助成金は別
②労働3帳簿 が助成金の要件を満たしているか
労働3帳簿とは、(1)就業規則 (2)賃金台帳 (3)労働者名簿
を言います。
特に就業規則等は、助成金の要件にあったものになります。
⇒ 現状の就業規則からの変更を行います。 10人以上の事業所は労基署への届け出が必要 (ぜひお任せください)
以上助成金取得の基盤作りをご説明しました。
坂田社会保険労務士事務所・就業規則センターでは、就業規則等・助成金の診断サービスを行っておりますので、1度ご相談ください。
次回は個別の助成金についてご説明します なおHPのコンテンツ欄にも記載しています。
