大震災からの復旧

2011年3月東北大震災時、私は宮城県のさる病院の事務長をしていました。
建物・ライフラインの被災からの復旧も大変でしたが、労務体制の対応・職員そのご家族への対応も大事な対応でした。
- ●職員が通勤できない場合の規則変更
- ●病院自体はいったん閉鎖しましたので、その間どういう対応するのかの制度化
- ●看護学校等へ訪問して状況確認
- ●各行政機関と連携して採用・休職時の対応を行う
- ●入院患者様の診療体制整備等
- ●避難所が近くに設置されましたのでリハビリ技師を派遣して、避難時の健康維持への協力等復旧のため各機関と連携
その時の経験は社会保険労務士になってからも、大きくいきております。
労務相談・規定作成

業界的に医療・歯科・介護施設は女性が多い職場ですので、また女性の多い業界に対しては出産関係の社会保険制度・雇用保険制度の説明、働きやすい職場作りのため、短時間勤務制度等の規定作り等を行ってまいりました。
また高年齢の職員に対して、年金(60歳以降どのような働き方をしていくことが良いのか等)の検討を職員と一緒に行ってまいりました。
採用関係

介護施設は人手不足が多いので、私が関与した介護施設の例では、施設長と一緒に介護福祉士養成学校への訪問、説明会・見学会を実施し、また職員とともに説明会等どのように実施するかを考え、私は福利厚生部分の説明等を行っていました。
助成金関係

女性の多い職場では、国の制度として女性活躍支援制度が軸になりますので、両立支援の助成金の申請、キャリアアップ(非正規の職員を正規の職員にする等)の助成金、働き方改革助成金等を中心に取り組んでおります。
スタートアップの応援

新規開業されるかたが事業営業に専念できる体制作りを基本方針にしていますので、様々な専門資格職と連携して、取り組みます。手続き関係・集客集患関係・人財採用評価関係を含め、地域での状況にあわせて、対応していきます。
関与例としては、病院が併設で老健・デイケアを開設したこと等があります(手続き・採用・運用等)